2011年09月23日

剣を鍛える話

鳥取県の鹿野で開催中の「鳥の演劇祭4」にやって来ました。今夜と明日で計4本の作品を観る予定で、まず今夜は特設野外劇場にて、主催団体である鳥の劇場による「剣を鍛える話」を観劇です。

ある夜、少年は母親から重大な秘密を知らされる。
刀鍛冶だった父親は、鍛え上げた剣を国王に献上した日に国王に殺された。自らの逃れられない運命を悟った父親は、まだ母親の腹の中にいた少年に自分の仇討ちをするよう剣を託していたのだ。
仇討ちの決心をして家を出た少年の前に、一人の黒い男が現れる。男は、加勢してやるから2つの物をよこせと言うのだが・・・。

野外ステージということで雨が心配でしたが、実際は降雨はなかったものの放射冷却による冷え込みが厳しかったです。ダウンジャケットを着込んでいる人もいる中で、半袖のオイラは準備の悪さを露呈したみたいでカッコ悪い。
一応クルマに車中泊用の毛布があるのでイザとなったら・・・と思ってたんですが、「防寒用」として配られたレインコート一枚で体感温度はかなり改善されました。

さて、この作品は魯迅による短編小説が元になっている怪奇譚で、国内外で上演されている鳥の劇場の代表作なんだとか。生演奏によるパーカッションのダイナミックで繊細な太鼓の音が響く中、語り部が子供に昔話を聞かせる体裁で物語は進んでいきます。
語り部もちゃんと演技をしているので、登場人物の演者と語り部とどちらを観るか迷ったり。

少年と黒い男が「黄金の鼎」の中で繰り広げる戦いは迫力があったなぁ。

野外ということで、煌びやかな短冊に彩られた大きな舞台美術が印象的でしたが、何より暗転したときに空一面に広がる星空が素敵でした。野外で演るってことは、これも計算ていうか期待してたはずだから、演出は大成功と言えるかも知れませんね。

剣を鍛える話

上演後はささやかなセレモニー。なんでも鳥の劇場はちょうどこの日が5周年なんだそうで、みんなで乾杯しようと事前に紙コップが配られていたのでした。
スパークリングワインやお茶が行き渡ったところで乾杯!

乾杯!

寒空の下でしたが、暖かい雰囲気になった気がしました。
posted by ばりさく at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇鑑賞
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