
筆が遅い新人小説家との打ち合わせの席上、担当の編集者は彼が執筆に集中してないことを責める。なんでも彼の名前で開設されたブログに、シリーズ物のDVDを数本まとめて観たことが書かれていたのだ。
しかし彼は、自分はブログなんかやっていないと言う。しかし、そこには彼のプロフィールが詳細に書かれていた。
出身も誕生日も同じ同姓同名の別人?それとも・・・。
3年半ぶりの虚構、いつの間にかメンバーの減ってたり増えてたりですが、面白さは変わらずでした。鴻上氏による当て書きの妙というべきか、キャスティングが魅力的ですね。
畳みかけるように謎が解けていくクライマックスも心地よかったし、儚くも美しいラストはあちこちですすり泣く声が聞こえました。
さて、エゴサーチとは、自分の名前やハンドルネームなどをインターネット上で検索し、自分自身についてどんなことを書かれているかを調べること。オイラは同姓同名の人が悪口書かれてたりしますが、基本的に道端の石ころなので自身の情報を見つけたことは今のところありません。
ま、いくつか運営しているブログは限られた範囲で知られているみたいですけど。
