
せっかくの機会なので先月末に開通したばかりの松江自動車道を利用するつもりでいたんだけど、ナビの誘導に従って思わず浜田道へ行ってしまい、大朝から一般道で行く羽目になりました。ナビがこの道を知らないのを忘れていた自分のチョンボっぷりがイヤになります。復路も三次まで一般道だったので、いつかまた今度ですな。
ちなみにナビの名称検索で誘導された目的は「出雲国際交流プラザ」ではなく「出雲ゆうプラザ」というスポーツ施設。慌てて住所検索したところ、近所だったのでホッとしましたぞ。

さて、この演劇祭は島根で活動している雲の劇団雨蛙が、日本各地で公演する中で出会った演劇人を島根に招いて開催されたものだそうな。演劇が作られる過程を体験するというコンセプトで、午前中はワークショップで役者としての言葉と体の使い方を学び、午後からは演出家ショーケース2作品を観て作品が作られる過程を理解し、さらに4つの劇団による短編演劇祭を楽しむというプログラムです。
雲劇祭は「くもげきさい」と読むんだという主催者発表に驚きつつ、オイラは午後のショーケースから参加しました。
まずは「考えろ、ジャコミーノ!」の公開ゲネ。稽古場での通し稽古(ゲネプロ)を見せるという趣向で、舞台装置は簡素ながら小道具の準備や衣装替えの様子などが見られるのは新鮮です。
数日後に東京での本番が控えていることから完成度も高く、面白い作品に仕上がってたので見応えがあり楽しめました。
それから「アラビアの夜」のリーディング。キャストが決まってから時間がなかったそうで、こちらは完成形ではなく稽古途中という印象でした。どうせなら演出家による指導風景なども見られたら面白かったかも知れませんね。
ミニ演劇祭では、劇団ハタチ族(島根)、おぼんろ(東京)、黄金山アタック(広島)、雲の劇団雨蛙(島根)の4団体が30分程度の短編を披露。とにかく元気な団体あり、不思議な世界の一人芝居あり、激しい男女の絡みあり、なにやら実験的な作品あり、と盛りだくさんでした。
黄金山アタックのお芝居が客席にとてもウケけてたので、知り合いじゃなくても地元びいきで嬉しくなっちゃっいますね。
さて、プログラムの合間に客席に座ってたら、某劇団の役者さんがやって来て「ユキちゃんのファン?」って声をかけられました。何のことか分からなかったけど「広島から来たんでしょ」と言われて、やっと誰のことなのか理解できました。
それにしても、どうしてオイラが広島から来たと知れたのやら・・・不思議なこともあるもんです。

観劇後、奥出雲までハニトー食べに行ってきました。出雲から近いのかと思ったら50キロ以上もあるんでやんの。