先週の岡山行きは新幹線だったんですが、今日はクルマで山陽道を西へ。お天気が良くて紅葉がとっても綺麗なので、山の方へ進路変更してしまいそうになりながら、予定通り到着。
もちろん、小谷SAのアンデルセンでパンを買い込み、腹ごしらえするのも忘れずに。

シエナ・ウインド・オーケストラとは、国内最高峰の吹奏楽団の一つです。アンコールで「星条旗よ永遠なれ」という超有名なマーチを聴衆参加で演奏するなど、今までになかったスタイルが大人気の楽団で、常任指揮者の佐渡裕氏がテレビ番組「題名のない音楽会」の司会者を務めていることでも知られていますね。
もちろんこの日も、中高生を中心にたくさんの人が楽器持参で来ていましたよ。
さて、本日の指揮は客演指揮者の金聖響氏。そして演奏曲目は・・・
―第1部―
市民のためのファンファーレ(A・コープランド作曲)
キューバ序曲(J・ガーシュウイン作曲/真島俊夫編曲)
ラプソディ・イン・ブルー(J・ガーシュウイン作曲/樽屋雅徳編曲)
―第2部―
エル・サロン・メヒコ(A・コープランド作曲/M・ハインズレイ編曲)
バレエ“ロデオ”より4つのエピソード(A・コープランド作曲/福田洋介編曲)

今回は近代アメリカを代表する作曲家2人の作品を演奏するって企画ですね。
クラシック系に疎いオイラですが、最初のファンファーレでグッと心を掴まれると、あとは最後までしっかりのめり込んでしまうんです。
シンフォニック・ジャズの名曲、ラプソディ・イン・ブルーにはピアニストの外山啓介氏が参加。今まで聴いた演奏とは全然違うカッコ良さがあります。外山氏はその後、第1部のアンコールでソロ演奏を披露し、さらに大きな拍手を浴びていました。
最後の曲ロデオは、パンフレットによると作曲者遺族公認の新編曲の初演なんだそうです。貴重な演奏を聴くことができました。
さぁそしてアンコール。2曲目に「星条旗よ永遠なれ」です。
楽器を持ってきた人たちが準備してステージに集まるのを待ち、ついに演奏スタート。指揮棒を持って参加の人もいたりして、楽しい瞬間でした。
ちなみにこの「星条旗よ永遠なれ」は、オイラの数少ないバリサク・レパートリー。でも、現在バリサクは持ってないし、いきなり吹けと言われても無理なんで今回は断念です。
じつは指揮棒は持ってますが、さすがにチャレンジする勇気はなかったなぁ。
あと、上に大ホールの写真(もちろん開演前に撮影)を載せてみましたが、とても綺麗でよく響くホールでした。ちなみにホール内は、演奏中にケータイが圏外になる装置が稼働中だそうな。
客席の幅が先週の岡山市民会館より広く感じたのは、気のせいかな。
